避けたほうがいい食べ物や飲み物は?
食べ物・飲み物のなかには、タイミング次第で睡眠の質を下げてしまうものもあります。
気付かないうちに食べてしまって、睡眠の質の低さの原因がそれだった、なんてことも…?
避けた方が良い食べ物を知って、質の高い睡眠をGETしましょう♪
コーヒー
眠気覚ましと言われるほどの覚醒作用があるカフェインを多く含んでいるコーヒーは、睡眠を促す「メラトニン」を抑制する力を持っています。
さらに持続力が長いので、なるべく夕方以降に飲むのは避けましょう。
同様に緑茶や紅茶、烏龍茶、ジャスミン茶にもカフェインは多く含まれているので注意しましょう。
夕方以降に飲むなら、ノンカフェインのハーブティーなどがおすすめです。
柑橘類
柑橘系の香りはリラックス効果が期待されており、入浴剤やアロマオイルとしてよく使用されています。
実はこの柑橘類の皮には「リモネン」という成分が含まれており、神経の興奮を抑制する反面、交換神経を刺激します。
そのため夜ではなく、朝のリフレッシュのために香りを嗅いだり柑橘類を食べたりして、ハツラツとした一日を迎えましょう!
ドライフルーツ
ドライフルーツに多く含まれる食物繊維は実は就寝前に摂るのはNGとされています。
食物繊維が豊富すぎると消化に時間がかかってしまうので、寝ている間も胃が活発に働き、体が休めないので必然的に睡眠の質も下がってしまうのです。
また、食物繊維が豊富に含まれている豆類やごぼうなどの野菜、海藻類なども就寝前に食べることは避けましょう。
お酒のおつまみにはドライフルーツを避け、吸収がゆるやかなチーズなどがオススメです。
南国系フルーツ
スイカやメロン、グアバなどは体を冷やし、利尿作用を促す効果があるとして暑い地域の人に愛されています。
ただ、就寝前に食べると利尿作用によって夜中にトイレに行く回数が増えてしまうので、できるだけ控えましょう。
チョコレート
コーヒーや紅茶にカフェインが含まれていることは有名ですが、チョコレートに含まれるカカオにもカフェインが含まれていることはあまり知られていません。
ミルクチョコレートにはコーヒーの1杯の約6分の1の量のカフェインが含まれており、ダークチョコレートにはコーヒー1杯の約半分の量のカフェインが含まれています。
一方、ホワイトチョコレートはカカオバターが使用されているので、カフェインの量は控えめです。
どうしてもチョコレートを口にしたいという方はホワイトチョコレートにしておきましょう。
アイスクリーム
アイスクリームは乳脂肪が含まれており、消化に時間がかかってしまいます。
就寝前に消化ができていないと翌朝の胃もたれにもつながります。
その上砂糖がたくさん含まれており、神経を刺激し寝つきを悪くするので寝る前のアイスクリームは控えましょう。
赤身の肉
ステーキなどの赤身肉はタンパク質と脂肪がたくさん含まれており、消化に時間がかかるので寝る前はできるだけ控えましょう。
ナッツ系バター
ピーナッツバターやアーモンドバターなどのナッツ系バターは脂質が多く含まれているため夜食には向きません。
ナッツ系のバターが好きな方も、夜に食べるのは避け、朝食に取り入れるようにしましょう。
アルコール類
お酒を飲む際は寝酒ではなく晩酌にすることが大切です。
寝酒はお酒を飲んでそのまま寝てしまうことであり、寝つきが良くなっても睡眠の質は低下します。
また、寝酒はアルコール依存症や糖尿病につながるリスクもあるので、習慣になっている人は注意しましょう。
利尿作用の高いお茶
はとむぎ茶、どくだみ茶などのむくみに効果的と言われるお茶は、利尿効果があるので夜中にトイレに行きたくなってしまい、睡眠の質が下がってしまいます。
また、ルイボスティーやハイビスカスが含まれるお茶にも利尿作用があるので注意しましょう。